調伏系V魔虚羅

人間解剖島/ドクター・ブッチャーの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

3.5
ニューヨークの巨大病院で深夜、死体置き場の遺体が切り刻まれる猟奇事件が発生。自殺した容疑者の身体に奇妙な入れ墨を発見したチャンドラー博士達は事件の謎を追って、東南アジアの孤島へ向かうが、そこには想像を絶する地獄が待っていた。
これこそ、狂気の悪霊生体実験シンドロームだ。驚異のゴア描写が織り成す、未曾有の恐怖。不死の研究に勤しむマッドサイエンティスト、その実験により生み出されてしまったゾンビ達、何故かいる食人族という映画のジャンルを超えた理想(?)のコラボレーションが一度に楽しめるてんこ盛り過ぎる、勢いとグロで行く所まで行ったB級ゾンビ映画の中でもかなり珍作だった。ゾンビと関係ない所で、初っ端から内臓やら腸やらが飛び出てる死体を解剖してたり、ゾンビ映画というより食人族が頑張ってくれる印象。あと、絶対必要ない所で金髪美女がやたら脱いでくれる。80年初頭の映画だし、そんなにグロくないだろうと高を括っていたらめっちゃグロいし、もう色々すごいなんだこの映画。
調伏系V魔虚羅

調伏系V魔虚羅