Akane

セックスと嘘とビデオテープのAkaneのレビュー・感想・評価

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監督・脚本 スティーブン・ソダ―バーグ
撮影 ウォルト・ウォイド

主な登場人物は四人。弁護士のジョン、彼の妻で精神科に通うアン、アンの妹でジョンと浮気しているシンシア、そしてある日突然彼らの下にやってきたグレアム。この四人が関わり合うことで、彼ら彼女らの生活が次第に揺らいでいく。

・100分という短い時間ながらすごく内容の濃い素晴らしい映画。繊細な映画。
・すごく濃い内容なのに、画面の質感や俳優たちや美術は上品で、そのギャップが何とも言えない。
・カットのタイミングが絶妙。
・対話シーンがすごく上手。ロメールを思わせる。
特にグレアムとアンが、初めてお互いの性生活について話すシーンは秀逸。
・他者との関わることで、それまでの生活が徐々に変化していく様子を描いている。
Akane

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