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地平線から来た男のkassyのネタバレレビュー・内容・結末

地平線から来た男(1971年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

そのヌーボーとした風采によって凄腕のガンマンと勘違いされ、思わぬ事態が次々と起こるドラマ。

登場人物が皆、頭のネジがぶっ飛んでいますよ。ハチャメチャな奴らばかり。それでも町は普通に動いている。

2024年4月26日(土) 13:00~14:33
 BSプレミアム 「プレミアムシネマ」
録画鑑賞

(ストーリー)
ラティゴ・スミス(ジェームズ・ガーナー)は今や風前の灯。ゴールディ姐御(マリー・ウィンザー)と酔ったあげく結婚の約束をし、今は婚前ハネムーンの列車の中である。何とかしなきゃゴールインだ。ラティゴは姐御がお寝み中にこっそり途中下車した。この町パーガトリーは、ダイナマイトが爆発し、女の子が拳銃をぶっ放しているという殺伐たる光景である。ラティゴが悠々とホテルに投宿すると、ただちに町の有力者テイラー・バートン(ハリー・モーガン)、その息子、駅長のイズ(ヘンリー・ジョーンズ)などのお歴々の大歓迎を受けた。この町の勢力分布は真二つ、バートン一派とエームズ大佐(ジョン・デナー)一派で、鉱山主同志の争いの渦が巻いている。ラティゴはバートン派の用心棒というわけだが、バートンの娘ペイシャンス(スザンヌ・プレシェット)は、この馬鹿げた争いにうんざりして、ニューヨークへ行きたいと荒れ狂っている。しかも、エームズ大佐の用心棒を自分で片づけ、それを恩にきせてニューヨーク行きをOKさせようとやっきである。ようやく状勢を呑み込んだラティゴは、せっかく凄腕ガンマンと誤解されたからにはと5000ドルでバートンと契約した。その5000ドルもルーレットでスッテンテン。その負けっぷりの良さに惚れ込んだ酒場のマダム・ジェニー(ジョーン・ブロンデル)は、豪華な寝室を提供して用心棒も兼ねさせたが、そそっかしいペイシャンスは、さては裏切ったなと彼の寝室に乗り込んだ。が、手もなくひねられ、すっかり毒気を抜かれてしまった。エームズ大佐が自分の用心棒とマネージャーと思っていたのが実はニセ物、スウィフティに呑んべえのジャグ・メイ(ジャック・エラム)を仕立て上げたのがラティゴで、自分はマネージャーになりすましている。が、本物のスウィフティ(チャック・コナーズ)が現れるにおよんで事態は一変したのだ。両派の抗争は熱を帯び、とうとうスウィフティとラティゴの対決となった。ベテラン・ガンマン、スウィフティは相手を見て息を呑んだ。捨て身のラティゴはダイナマイトを抱え込み、ロバに乗ってきたのだ。すっかり怖じ気づいたスウィフティは、簡単にまいってしまった。鉱山問題はバートンとエームズ大佐の妹とのロマンスによって解決し、ラティゴの傍らには急に女らしくなったペイシャンスが寄り添っていた。

ジャンルドラマ
製作国アメリカ
製作年1971
公開年月日1971年10月9日
製作会社チェロキー=ブリゲート・プロ作品
配給ユナイト
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