喜連川風連

男はつらいよ 純情篇の喜連川風連のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)
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帰る場所があるのは弱さか強さか。

登場人物が皆、普段いる場所ではない場所に行こうとするものの、結局「自分たちの居場所」へ帰っていく。

まるで正月に帰省して、Uターンしていく日本人や映画を見て日常に帰っていく我々を表しているのだろうか?

おいちゃんの頭抱えた「バカだねえ」が愛憎こもってて好き。別れ際にマフラー巻いてあげるサクラちゃん。泣かせるじゃねえか。
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