ソクーロフが軍人だった父の事を思うとき、PTSDについて考えざるを得ないのだろうか?
また、路面電車が通る町を過去に住んだ場所の情景として忘れられないのだろうか。
父と共に過去の友人の事を思い…
超えていく映画ってのがある。僕はそれが好きだ。
無視された遠近法が世界をいびつな球体に見せる。世界観というやつが永遠のようで実は完結している。それが生々しいほどの父子間愛の答えだろうか。
暖色の…
35mm
ソクーロフにしてはカット数が多く、結構切り返し(テンポが速い)も用いられている。
劇中の「ここは過去みたいだ」という台詞が表しているように、セピア調に整えられた町並みがノスタルジックな印象…
実は君の名前で僕を呼んでを見て連想したソクーロフのこの作品、今更ながら振り返ってみてやはり素晴らしかったなとつくづく思う。
自分は性描写が露骨になりがちであるが故に同性愛映画はあまり好きでないのだ…
冒頭のシーンが、官能的でドキドキして、一気に引き込まれました。
観る人それぞれの想像力とか感性に委ねている気が....
話の内容、というより、映像の色が夕焼けがかってて綺麗。
(私はモスクワだっ…
おとう、さん、じゃ無くてお父さんと息子、要するにソクーロフ版の『父ありき』だ、いや嘘だ。『マザー、サン』のおかんは死に向かっているのに対してこっちのおとんは超元気、ってかムッキムキ。冒頭からそんなム…
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