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戦争のはらわたのPERSPECTIVEのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
5.0
個人的戦争映画四天王其の一。この映画で描かれているのは、正真正銘の”戦争”である。ほとんどの映画において、戦争は100%悪として描かれる。しかし今作で最も邪悪とされているのはその中で出てくる名誉欲や支配欲などといった”一部の人間のエゴ”なのだ。"戦争"はそれらが剝き出しであるために醜く見えているだけに過ぎない。そんな見えざる本質である”はらわた”を引きずり出した本作はまごうことなき"戦争映画"なのだ。
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