イタリア映画祭にて。
6歳で父親に教育を取り上げられ、羊飼いにさせられた後、大学で学び言語学者となったガヴィーノ。これが実話だというのだからすごいし、「父親はこれを持っていた」とガヴィーノ本人が父親役の俳優に木の棒を渡すところから始まるのも良かった。
シリアスな話なのに、子供達の心の声が聞こえたり、山羊が喋り出したりと、コミカルなシーンもあってその辺のバランスがイタリア映画なんだろうか
ジャケにもなっている、鞄を取りに行くシーン、年老いてもなお息子に権力を振りかざそうとする父親の最後の拳という感じですごかった