心に茨を持つベイベ

鉄砲玉の美学の心に茨を持つベイベのレビュー・感想・評価

鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)
3.4
のっけから頭脳警察の曲ががっつり使われてて、普通のヤクザ映画とは違うぜっていう空気が漂ってくる。

自分が見た渡瀬恒彦の役柄では1番小物。「狂った野獣」「暴走パニック 大激突」での印象と全然違って新鮮。
タイトルに反して美学なんて何にもなく、派手にドンパチするシーンも無し(何せ主人公は小物なので)。アメリカンニューシネマの影響があったりするんだろうか。

70年代初頭の宮崎の街並みが素敵。