スギノイチ

関東女やくざのスギノイチのレビュー・感想・評価

関東女やくざ(1968年製作の映画)
2.8
遅ればせの大映ヌーベルバーグという感じで、低予算お色気モノながら凝った演出が多い女侠映画。
もともと女侠客モノは東映より大映が本場だし、『女賭博師』同様に渡辺文雄が悪役なのは意図的か。
とはいえ、やたら凝ったレイプシーンが多いのはあくまで男性映画。
渚まゆみが電話ボックスで輪姦される画はロマンポルノぽい。
ギターからトゲを出して攻撃する安田道代に無国籍アクションを見た。

後半は力尽きたのか、普通のスケバン映画みたいになっちゃってどっちらけ。
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