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明日、君がいないのtAeKoのレビュー・感想・評価

明日、君がいない(2006年製作の映画)
5.0
みんなが普通でいないとだめな学校。普通でいないと偏見の目にさらされ、みんなから避けられる。違うことが許されない。そんな学校でいいの?
でも、みんな違いを隠してるだけで、他の人とは違うし、一人一人何かしら悩みを抱えてる。人のことを下に見て自分を守るんじゃなくて、もっと周りに思いやりを持って、違いを受け入れていけばいい。みんな違うんだから。誰かと違うことをだめとする風習をなくせばいい。そうすれば自分も守りに入らなくて済むんだ、と思った。

みんな、自分のことでいっぱいいっぱい。周りが苦しんでることにはきづかないくらい、自分のことばっかりになっているのだと気付かされた。

女の子の自殺により、自分以外の誰かも苦しんでることを、それに気づかされていた。そして、死んだら終わりなんだという子も。
彼女はとっても優しい子。周りが見える。いろんなことを感じ取れる。みんなが自分のことにいっぱいいっぱいなときも、周りの状況をわかってる。
彼女はみんな苦しんでる、自分だけじゃないということを自分が死ぬことで伝えようと、残そうとしたのかな。世界が変わるにはわたしがそうするしかないと、思った。。。?

彼女が死んだことで、確かにまわりはきづくことがあった。でも、死んだら終わり。
生きて、これからを変えるということはできないんだ。
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