悩める若者達の誰かが今日自殺する。
誰が自殺するの?誰が1番病んでるの?
LGBT、近親相姦、身体障害など…とにかく悩み苦しみもがく若者達の1日が重〜い雰囲気で描かれる作品。
ラストもちろん誰が自殺したかが明かされるのだが少しひねりを加えてあるのでより考えさせられる映画だった。
絶対に言える事は人は皆、自分があり魂、心があると言うこと。みんな悩みは違うし客観的に見ると誰が1番苦しんでるのかな?と映画を見てしまうが、苦しみに順番はつけられないと言うこと。自分と他人の悩みを同じ土俵で見てはいけないと言うこと。
話それるけど、辛さを他人と比べてくるゴミみたいなやつは多くいるが本当に1から考え直せと思ってしまう。なぜ他人に自分の苦しみがわかるのか?「みんな辛いんだから頑張れよ」この言葉は自分も昔から大嫌いだけど改めて言ってはいけないと思う。
最後に、この映画はくどいくらい悩み苦しんでる若者を描いてるのでちょっとやり過ぎ、現実はもっと淡々としてるよと少し思ってしまったがこのくどさがラストをより素晴らしくしてた。素晴らしい映画。