千里

シャカリキ!の千里のネタバレレビュー・内容・結末

シャカリキ!(2008年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

ロードレースを題材にした漫画「シャカリキ!」の実写化。原作は恐らく良い作品なのだろうというのはなんとなく分かったけど、映画としての本作は尺の関係もあって描写不足感が否めなかったかな~。レースを通してずっと一人で走ってきたテルがチームの良さを知るってのは良いんだけど、テルを主人公に置いてるところ、鳩村がエースというところ、チームで勝つってところで主軸が3つくらいになってて、バランスが悪かったなと。あとレース中鳩村のパンクでホイールを監督に持ってかれたところは正直ちょっと「テルのおかげで参加することになったのに??え??」って感じで強引過ぎてテル可哀想だったなぁ...その後の走りながら坂を上るテルにホイールを取りに行ってから追いつく教授も早すぎるし、その後のテルの走行描写もほとんどないまま鳩村とユタに追いついてるってのもなんだかなぁ...ラストもこの辺の描写やキャラの扱い方、見せ方が雑に思えてしまって感動もあまり出来なかった。
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