ばきちゃん

ハラスのいた日々のばきちゃんのレビュー・感想・評価

ハラスのいた日々(1989年製作の映画)
3.3
大学紛争激しい1970年代が舞台の映画。時代劇か?とツッコミを入れたくなるほど、なんともレトロな映画だ。柴犬ハラスとその家族の歳時記。仔犬から成長して、やがて老いていく、犬の姿がとても可愛くて切なく、引き込まれてしまった。まるでドキュメンタリーのような、静かに進む物語。留守番事件、雪山失踪事件、ハラハラし、健気な犬の姿にグッときて、涙なしには見られなかった。ワンコの演技?もとても素晴らしかった。大岡越前と水戸黄門と風車の弥七の共演に、ちょっと笑った。
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