同年の鈴木則文監督「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」(1973)の続編。石井輝男監督の東映エログロ系の最後の作品。
大正時代の神戸港。猪の鹿お蝶(池玲子)は女殺し事件に巻き込まれ、地元ヤクザの譲二に救われ…
本作については、樋口尚文さんの批評が大変詳しいので平凡社新書「ロマンポルノと実録やくざ映画」を参照されたい。
鈴木則文の「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」にはまだあった、東映任侠映画の美意識から大きく逸脱…
お話のほうは娯楽作品なのに複雑なプロットや複数の視点で物語が進むのが斬新ではあるが、そういった設定が大して生かされないまま物語が進行していくので支離滅裂な構成になってしまい結果この手の映画に必要なカ…
>>続きを読む『ファンファン大佐の隠し財産』No.36
今回は池玲子さん✨
仁義なき戦い1で少し出ただけですが、
綺麗でエロくて、一気にファンに😍
まー(笑)今作(笑)なんと言っていいか(笑)
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『シェルブールの雨傘』が石井輝男フィルター通過するとこうなるよなタイトルバックだけでお釣りが返ってくる傑作、カラフルに彩られたサイケなドヤ街をカメラがするすると通り抜けていくあの感じなんか九龍ジェネ…
>>続きを読むあれっ猪の鹿お蝶?鈴木則文監督のものよりこちらが後なのか。
石井輝男にしてはタイトル負けした生温い演出。見せ場は後半からだった。というよりもラストの女達のチャンバラが見られるだけでよかった。あの逆襲…
このレビューはネタバレを含みます
もろ肌脱いだお蝶姐さん(池玲子)は悪党どもを睨みつけ、キレのある立ち回りがカッコ良くて気分スッキリする。
石井監督らしいエログロ満載が強烈だったけれど、カメラワークや色使いが実に素晴らしく音楽もそれ…
任侠映画とポルノ映画の融合。 女性の秘部に薬を隠して横浜から神戸まで密輸するとは一般の任侠ではななかなか描けない。 特に全裸になった女優陣が血飛沫が舞う中で大立ち回りするラストは見もの。 それと精神…
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