オープニングから、既にどインパクト。
本編の要素が全て詰まった、あり得ない組み合わせの映像に衝撃を受ける。
エロ、グロ、任侠のごった煮だけど、アヴァンギャルドな映像が、なんだか鈴木清順的でもあり、全編アート系の趣き。
(寺山も入ってる⁈)
赤い、赤い。
街の猥雑さも、今見れば、黒澤の現代ものや、サイバーパンクを彷彿とさせる。(あの規模でセット⁈)
池玲子にしても、へんに隠さず、堂々としているので、もはや、卑猥さを超越し、躍動する、本来的な人としての肉体美としか見えない。
当時18歳くらい⁈とは思えない、風格もすごい。
まぁ、当時のメインターゲット層が、どう観ていたか、わからないけど。
ストーリーは、なんだか、混み入っていて、よくわからん。