st

ロボジーのstのネタバレレビュー・内容・結末

ロボジー(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

大昔に観たハッピーフライトが面白かった記憶があるので鑑賞。起きているのは大騒動ではあるものの比較的こじんまりとしたコメディで気楽に楽しめました。

鈴木や葉子といったキャラとキャストがとても良かったです。中でもぽんこつ三人衆が愛おしい。振り回され、苦し紛れにその場を凌ぎ、追い詰められていく姿に何度も笑わせられました。
彼らはとにかく"どうにか"しようとする。とりあえず人間を中に入れ、嘘を重ねていく。しかしその過程で知識を得て、最終的に学生の力を借りつつもロボットを作り上げてしまう。保身かもしれないけれど、真摯さすら感じるその前進力には好感が持てました。

散りばめられたネタがしっかり面白かったです。特に「ミニうどん単品」が好き。
終盤の展開は最善の作戦だと感心した一方で、やや唐突に感じました。鈴木さんと3人の親交がもう少し描かれていたら良かったかも。そして、捨てられた犬のような顔をした訪問者とニヤリと笑う鈴木さん。こちらもニヤリとできる終わり方が良かったです。
st

st