オーウェン

サウスバウンドのオーウェンのレビュー・感想・評価

サウスバウンド(2007年製作の映画)
2.0
国を信じない過激派という父。
その母と子供たち3人の暮らしぶりを描くドラマ。

前半は東京の学校でぐうたらな父と息子や娘たちの生活。
そして国に飽きたとして一家は沖縄へ引っ越すが、今度は立ち退きの土地に家を建て生活したことからいざこざが。

一般の人とはかなりズレた父親なのだが、冒頭のストライキ以外過激派になった理由がない。
よって国が何もしてくれないとわめく説得力が皆無。
傍から見れば働かないニートみたいな存在でしかない。

これを豊川悦司がもう少し真実味を与えてくれないから、この父親は結局何がしたかったのか分からないし、それに付き添う母親の思考もさっぱり。

結局この映画は沖縄は居心地よさそうだなぐらいしかない(笑)
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