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鴛鴦歌合戦のchaooonのレビュー・感想・評価

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)
3.7
日本の伝説的オペレッタ時代劇⚔🇯🇵🎶

宝塚花組で今年上演されたバージョンを観たので、オリジナルの映画版も鑑賞🌸✨

長屋住まいの貧乏浪人・浅井禮三郎と隣家の娘・お春の恋模様を中心に、骨董狂いの殿様や恋敵の町娘たちを巻き込んだ賑かな傑作オペレッタ喜劇🎶⭐️✨

こんな昔に日本でミュージカルが作られたのも知らなかったけど、これがまたモダンな時代劇だからびっくり😆
水玉の番傘とか可愛い❣️
カラーで見て観たかったなぁ🌈
冒頭から陽気な歌で始まり、終始楽しい〜🎶
お殿様やおとみちゃんがワイワイお供を引き連れてる感じがミュージカルにハマる✨✨

浪人役の片岡千恵蔵主演ではあるがどちらかというとお春ちゃんが中心のお話🌸
そもそも別の映画のために集められたスタッフ&キャストだったけど、片岡千恵蔵が急病のため同じメンツで急ごしらえで作品を作ったというからこれまたびっくりだし、撮影期間わずか1週間というから衝撃🤣
だから主演だけど片岡千恵蔵は出番少なめなのね⚔

毎日侘しいご飯しか食べてないお春と父親の親子。
にも関わらず傘のお金が入ったと思ったらすぐ骨董に注ぎ込んじゃうダメ父🤣
演じてるのが志村喬だからなんだか憎めない😂
『生きる』でも、歌ってたけど、こちらでも歌の場面あります🎶
殿様役のディック・ミネの朗々とした歌声もいい🎶✨

骨董屋の親父が実に口が上手くて、腹黒い🤪
怒っていいとこだと思うけど、人がいいな〜😂

愛こそ全て❤️な曇りなきラストが清々しい😳
ラストもワイワイ大団円🥳
志村喬はずっと気の毒🤣
あそこで天晴れって言えるの凄いわぁ🤣✨✨




2023ミュージカルチャレンジ♬067/100





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ここからは余談☕️

この映画を原作として、今年9〜10月に東京宝塚劇場で上演された花組公演を観劇🌸
の予定がまたしても、チケットを取っていた日が中止に〜😂
中止理由は今巷を騒がせてる痛ましい件なので、致し方ないのですが…
故人のご冥福と、遺族の皆様に1日でも早い安寧が訪れますようお祈りします…

ということで、今回も宝塚大劇場公演を収録したBlu-rayにて後日鑑賞👀

この古い映画をどう宝塚でやるのか興味深かったけど、ストーリーも歌も結構まんまで、そしてやっぱり宝塚的華やかさで想像以上に素敵な舞台に🌸💓
着物の柄が和風ながらモダンでお洒落✨

映画は尺も短めなので、お殿様のお家騒動や浅井の生い立ちや出生の秘密などのエピソードがオリジナル脚本とし追加されていて、話が膨らんでてドタバタ騒ぎもパワーアップ✨
終盤のハッピー最後の多幸感が増し増しでした🥰

宝塚ならではな大口の群舞シーンや浅井の見せ場の立ち回りのシーンも増えてて見応えも十分✨
ちゃんと主演の浅井役が映えるように調整されてるのはトップ至上主義のさすが宝塚👏
柚香光さんの着流しの着物に、立ち回りではだけて見える生太ももが実に男前🤤✨

映画ではサラッと流してしまったラストシーンも、なんか凄くグッとするシーンになってて、不覚にも泣いてしまったわ😭
お春ちゃんの健気さが堪らん🥹✨
演じた星風まどかさんが愛らしくて😍
「お父さん嫌い」「ちぇっ」って度々言うのが可愛い🤣

映画版も舞台版も面白く観れた😋
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