赤いジャケット

S.F.W.の赤いジャケットのレビュー・感想・評価

S.F.W.(1994年製作の映画)
3.0
アメリカ映画はだいたいがハッピーエンド、事件に巻き込まれた主人公が困難の末に犯罪組織を打ち倒して、美女とキスしてENDマーク
本作【S.F.W.】はそのENDマーク以降を描いた映画です
物語はコンビニから始まる、正体のわからない武装組織がコンビニに立てこもり1ヵ月以上が経過している
店員や店にいた客は人質にされ、理由も無しに1人また1人て武装組織に殺害されていく
その常軌を逸した状況に、たまりかねた主人公は友人と蜂起して武装組織を倒すが、友人も死んでしまう
主人公ともう1人高校生が生き残る
解放された主人公と高校生はマスコミによって、英雄扱いされる
それと言うのも主人公たちがコンビニに監禁されていた様子は全米ネットワークによって、生中継されていたからだ
ちなみに映画のタイトル【SFW】は「So Fucking What(だからどうした)」の略で、主人公が武装組織に対して連呼していたフレーズです
英雄となった主人公が、その後どうなって行くのか?
マスコミの狂騒が描かれた佳作です