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執炎のokapyのネタバレレビュー・内容・結末

執炎(1964年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

何度も出てくる電車が通り過ぎるあたりの一連のシークエンスが美しすぎる。オヤジをぶん殴るシーンがちょっと違うかなぁと思ったけど、傘が飛ばされるシーンなんかは素晴らしすぎて涙が出る。線路と電車ってなんでこうも映画の中に入れ込むと本来それが持つ役割以上の大きな効果をもたらすのだろうか。僕自身が作品を評価するにあたって必要不可欠な演出と言わざるを得ないくらいそれらが映画に厚みをつける。線路や電車は映画のためにあるのか。時が経ったらもう一度見なければならない。
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