えそじま

歓呼の町のえそじまのレビュー・感想・評価

歓呼の町(1944年製作の映画)
3.3
「陸軍(1944年)」の反戦思想で目を付けられた木下恵介が疎開推進の目的をもって制作した国策映画。
戦時下にある東京下町を舞台に、様々な事情で疎開出来ず取り残された四家族の日常を淡々と描いている。

今度は内閣情報局からクレームが来たそうだが、前作の失敗(?)に懲りず随所に反戦的な思想が含意されており、その意志の強さを感じ取れる。ヒューマニズムを守る聖戦の軌跡だ。

単純に映画作品として観ればつまらない。
えそじま

えそじま