商社マン和田は発見された宝石を求め中国の雲南省へ飛ぶ。
現地には妙な通訳と、宝石を狙っているヤクザの氏家と出会う。
そこから3人が辿り着いたのは、鳥人学校なるものがある村だった。
ジャケ写に載っている本木雅弘が人力飛行機のような翼を付けている画。
そこに面白味があったが、中身は平凡というか退屈というか。
おそらく未開の地に触れることによって変わる人間を描こうとしているのだろうが、現地やそこに住む人々が魅力的とは言い難い。
いきなり心変わりしたようにしか感じないことも含めて、やはりこれはファンタジーの領域なのだろう。