おかか

ハスラーのおかかのレビュー・感想・評価

ハスラー(1961年製作の映画)
3.0
2024-1
今年に入って何本か映画を見てるけど、レビュー書いてなかったので一本目ということで。

ハスラーって、正直ビリヤードをプレーする人、という風に理解していたけど、本来の意味はギャンブルで金を巻き上げる人という意味なんですね。補強するためWikipediaを鑑賞後にみて、意味が自分の中で噛み合ってなかったことがわかりました。
女性側の目線からすると、ギャンブルという視点において、負け続けても勝負を挑む姿は全くグッと来ないんですよね。引き止める恋人の手を払ってでも進み続けてしまうのって何でだろうって。そういう場合は、大切なものを大体失ってから気がつくのが常なのもセット。
主語広くなっちゃいますが、男性的な視点からするとこれがかっこいいなーとかなっちゃうのかな。気になります。

ビリヤードをプレーする姿やカットは本当にかっこいいのでその点においては見る価値あり!ですし、話としてはとてもよくまとめられていると思うので、評価がされている作品なのも頷けます。
ただ、私はどの登場人物にも感情移入することができなかったです。それは性別もあれ、時代もあれだと思うので一つの価値観としての感想かなと思います。
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