たけちゅう

鉄道員のたけちゅうのレビュー・感想・評価

鉄道員(1956年製作の映画)
4.0
この映画をレビューするにあたって…

一言


この映画を初めて、観た時、オヤジが余命宣告された時だった。

当時、高校一年生だった僕は、この映画を観た時、モロ、ダブった。
おかれてる状況が同じで、涙がひとしおあふれた。

物語は、少年の目を通して、描かれるある一家の喜怒哀楽のドラマだが、その頃の自分を鏡に写した様だった。

哀愁漂う音楽や美しい映像が当時の状況と相まって脳裏に焼き付いて、離れない。

家族って…やっぱり、いいもの。

辛い事があるからこそ、ちょっとした事がとても幸せに思えるんだよね😃

ついつい忘れがちになるそんなあたり前をこの映画は思い出させてくれる。そして、心のひだに触れるようなテーマ曲、
モノクロ映像の美しさ、少年の笑顔はいつまでも心から離れないのだ😃