詩的な復讐映画。
パクチャヌクらしいかっちょ良い画作りと、感情に訴えてくるようなBGMの使い方が本当に上手い。
ただ、話の方はちょっとこねくり回しすぎな印象。
編集とかにも懲りすぎてるせいで、状況把握に一瞬気を取られる。
そのせいで現実に引き戻されることがわりとある。
結果、没入感的なものはかなり削がれることに。
配信とかではなく、映画館で観ればその辺の印象は変わりそうな気がしないでもない。
復讐映画特有の気持ちよさみたいなものはない。
寧ろ復讐なんて嫌なもんだなぁという気分に。
それでもしてしまう、しなければならないところに悲哀を感じる。
エッチなシーンはあり。
まぁ、あんまり綺麗な感じではない。
2024年10本目