『マイ・バック・ページ』(2011)
60年代、学生運動を経て活動家となった"K"にシンパシーを感じて取材をする記者が、色々あって世間と戦った末になぜか自己嫌悪しちゃうお話です。
当時の雰囲気を松山ケンイチさんが好演していてとても良かったです。
監督は『もらとりあむタマ子』の山下敦弘さんです。
『僕たちは革命を信じていたけど、本当に求めていたのは薄っぺらい自分を隠すための隠れ蓑だった』
という流れで全体を観ると腑に落ちた自分がいました。
世の中の不条理に対してNOと叫ぶことは正義だと思っていたし今も思っているけど、自分(とK)がやっていたのはもっと傲慢で浅はかだったことに(少なくても主人公は)気づく、みたいな感じでしょうか。
でも主人公(記者)が書いた原作だったりするので、それでもちょっと良さげに描きすぎかな~ともおもうんですけどね~w。
https://youtu.be/yRmFoYR0vYg