1970年代、全共闘運動時代の本物に、何者かになりたい記者と学生。
薄っぺらいものと熱いものが入り乱れてる映画。
ラストシーン見るまではなんだかなぁと思ってみてけど
ラストの妻夫木の演技でひっく…
人をコントロールしようとするしゃべりがダメなので(セールスとか講演会も苦手)ずっと嫌悪感でもやもやしていた。
そもそも君は何をしたいんだ?と聞かれてはぐらかしたときの偽物感がすごかった。
偽物を偽物…
自分の過去を振り返る程怖い事はない。なぜなら取り戻せないから。そしてその逃げられない、やり直したい過去こそが自分を形作ってるから。挫折というには余りに大きい、敗北が正しい。沢田の敗北であり、ジャーナ…
>>続きを読む現在「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」というドキュメンタリー映画が上映されているが、評論家の川本三郎さんの回想録を原作に山下敦弘監督が映像化した本作は正にその時代の若者2人を中心に物語が展…
>>続きを読む夢や理想ばかりでなく、泥水を飲むような挫折や妥協を経験して、自分のズルさ、無力さを思い知る。いつの世も若者たちは変わらず、いきがって、暴走して、後戻りできなくなって傷つくもの。地味な映画ながら製作者…
>>続きを読む学生時代の“やり残し感”を引きずったまま社会に出て「こんなはずではない」と変な焦りから“大火傷”を追う沢田の姿に身につまされるところがある野郎どもは多いかもしれない青春の燃えきれずにくすぶってる欠片…
>>続きを読む現在の日本では、たとえ政治や社会や国家に不信感や不満があっても、それを実際に直接的な行動に移す人間は数少ない。それは自分1人が何かを言っても、結局何も変えることができないというある種の諦念や無関心か…
>>続きを読む映画「マイ・バック・ページ」製作委員会