このレビューはネタバレを含みます
監督の山下敦弘、脚本の向井康介
ラジオで大根仁がゲストに二人を呼び、絶賛していた。
当時を彷彿させていると思われる美術、衣裳に、フィルムでの撮影で、あたかも古い映画なのかと思えてしまうほど、世界観…
当時に関する知識が圧倒的に乏しい。それでも映画を見て思ったのは、これは何者かになろうとしてなれなかった者たちのことなのだ、ということ。何者かになるということに、社会や時代がシンクロした瞬間があったの…
>>続きを読む川本三郎さん原作の映画化作品。1960年代後半に起こった学生運動を舞台に、若手ジャーナリストと、革命を目指す学生活動家との関係を描く。
それぞれの正義とはなんだったのか。奥さんとの出会いも描かれ、興…
この時代は無条件に好きです。映画「コクリコ坂」もそうでしたが、みんな自分の信条をはっきりと述べています。それでも中には偽りがあって当然で、悲しいかな、それが社会なんですね。
最後の沢田の気持ちは…
このレビューはネタバレを含みます
安保闘争は少し上の世代。フォークソング や映画のイメージで青春のノスタルジーへの憧れみたいのもあったけど現実は厳しい。さらに後から出てくる偽物たちは今のSNSで稼ぎたいとかただ名を残したい人みたい…
>>続きを読む幻を信じた男たちの話.学生運動の詳しいところは知らないけど,あの時代の狂気のような熱気が収束していく様がうまく描写されていると感じた.幻のような理想を信じ,理念を饒舌に語る梅山にも,彼を信じた沢田に…
>>続きを読む映画「マイ・バック・ページ」製作委員会