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スターリングラードのなのレビュー・感想・評価

スターリングラード(2000年製作の映画)
3.8
史実ものを観ると、自分の知識のなさに悲嘆してしまうが、今回は「同志少女よ、敵を撃て」から「戦争は女の顔をしていない」を読了後の再鑑賞だったので、深く感じるものがあった。
なんと言ってもキャストが素晴らしい。
ジュード・ロウの神々しいまでの美しさは、英雄にぴったり。ライフルを構える時の濁りのない白目の美しさよ!
ジョセフ・ファインズは、インテリで屈折した嫉妬男の気持ち悪い雰囲気を醸し出しているし、若きレイチェル・ワイズの瑞々しい美しさに、惹かれないわけない。
そして、エド・ハリスの貫禄が、この作品に重厚さをプラスしている。
明日死ぬかもしれない状況下で、発情してるとか気持ち悪いし、ラブシーンいらないような気もするが、「戦争は女の顔をしていない」を読んで、そこは納得。知識を入れてから鑑賞すると、心に響く度合いが違う。
映画を楽しむためにも、学ぶことをめんどくさがらずにいたいと思った。
(読書感想文みたいになった笑)
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