このレビューはネタバレを含みます
1930年代/ナチスドイツ時代
アルプスのアイガー北壁初登頂に
挑んだ実話基。
氷の崖をロッククライミングみたいに
登る様子を、麓の高級ホテルには
記者や金持ちが集まり、望遠鏡やら
双眼鏡で優雅に見物してたり。
一方、登山家は貧乏で、山までの
700kmも自転車で行ったりして。
当時の貧富の差も描かれていた。
心身ともに苦しさに耐え
希望が見えた、と思ったら絶望、
を繰り返して。。。
これがフィクションだったら
最後の1人だけ奇跡的に生還!
となっただろうに。
最後まで諦めずに頑張ったのに。
報われない無念さ。絶望で絶命。
実話だから仕方ない。それが現実と
受け止めるしかないんだなって
結構衝撃的でした。