クソ続編かと思ってスルーしてたが、動物パニック映画だった『ウイラード』から一転、少年との感動友情モノになっていた。
主人公の少年ダニーは、スピルバーグ映画に出てきそうな夢想系いじめられっ子。
でもとても良い子で、前作の陰湿童貞野郎ウイラードとはえらい違いである。
(前作でウイラードがルサンチマン拗らせた挙げ句ボーグナインを殺したことは未だに納得いってない)
ダニーの演奏に合わせてネズミのベンが踊る姿など結構可愛い。
(前作のネズミたちは汚物の大群にしか見えなかったのに…)
ベンもいじめっ子からダニーを助けたり、他のネズミに号令をかけて襲撃を止めたりと甲斐甲斐しい。
ネズミも出会う人次第。やはりウイラードさえいなければ…
終盤、瀕死のベンを治療するダニーが泣かせる。
ダニーの姉を演じてるメレディス・バクスターが可愛かった。
前作ヒロインのソンドラ・ロックとは正反対のタイプ。
