黒羊

ウォーキング・トールの黒羊のレビュー・感想・評価

ウォーキング・トール(1973年製作の映画)
3.9
ウォーキングトール

これまたTSUTAYA発掘良品からの一本でございます。何度も言いますがありがとう発掘良品のスタッフさん!発掘良品がやらねば誰がやる!?
70年代のエネルギー溢れる一作となっております。
ちなみにウォーキングトールって最後の歌の字幕を見る限り「胸を張って歩く」って意味みたいね。背が高い人が行くって意味じゃないのね(´ω`)

[あらすじ]
元レスラーのビュフォードさん、引退しド田舎の生まれ故郷に嫁と子供2人連れて帰ってくる。しかし街の腐敗に自分が保安官になり、荒くれどもと戦う事に命をかける…

実在した人の人生をベースにした映画。でもこの映画は殆どフィクションやろうね…

元レスラーというものの、ロック様やモモア、バティステュータのようにゴツくない主人公ですが武器の「ひのきのぼう」で悪党どもを殴り倒す!
でも悪党どもも黙っちゃあぁ〜いないぜ!(ジョジョ節で)

…てな展開が、和やかタイムを挟みつつポンポン訪れるのだが…

凄い!この映画観ながら「え?うそやろ!?」を俺は100回くらい言いました!
それくらい現代から見たら稚拙でおかしい手段や行動なんですが、全てを現代の物差しで測るのは愚の骨頂。

80年代90年代生まれのキッズには分からないと思うので、こんな時代にこんな手法の、脚本の映画があったのかーとビビる事間違いなし。機会があれば鑑賞して欲しい。
ノーCGでアクションも、パンチ一発でドバドバ出る血もCGじゃあぁ〜ないぜ!?(ジョジョ節)

こいつアホか!?
いや死亡フラグってレベルちゃうぞ!?
いや誰やねんお前!?
いやその手段マジか!?
なワードでツッコミまくりな2時間です!

もう途中からこの時代、この雰囲気に笑いながらも飲み込まれますぜ…

ガンガン攻めている発掘良品。こいつは侮れないぜ…
( °д° )ゼ…
黒羊

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