Fisherman

サハラ戦車隊のFishermanのレビュー・感想・評価

サハラ戦車隊(1943年製作の映画)
3.8
気障なダンディじゃなく、無骨な軍曹ボギーも悪くない。北アフリカ戦線で敗戦続きの連合軍、その中で男気を見せる米、英、スーダンの敗残兵。大群にものを言わせて"水"を求めて押し寄せるナチスドイツ。
水、食料、弾薬がない中でのギリギリの戦いを描く。
戦車が動かない時「女と一緒で飼料(エサ)を与えなきゃ動かん」とか「綺麗に塗装してやるから動け」とか今ならセクハラ発言連発。
部下が1人また1人減っていく、援軍は来ない、ハラハラも十分。
ラストはスッキリ、こうじゃなきゃ死んだ部下が報われない。
「敵陣にいる彼らは知らない」「何を?」
「自由の気高さを」
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