サーフィン、ウィンドサーフィン、ローラスケート、スカイダイビングなどさまざまなスポーツを楽しむ者をただ見るというドキュメンタリー。
しかし、それが面白い。
まず、オープニングのサーフィンに心を掴まれる。
高く激しい迫力のあるハワイの波。その波に挑戦するカッコいいサーファーたち。
そこでかかる達郎さんの“The Theme From Big Wave”。最高だった。
自分がまるで煌びやかなビーチに包まれているような感覚になる。
“Jody”や“This Could Be The Night”など、この映画を彩る音楽が何倍も魅力的にしてくれる。
むしろ、達郎さんの音楽に助けられてると言ってもいいぐらい。
『Big Wave』は映画界最高のサントラの一つ。
そして、この映画で映る人たちも実に素敵。
爽やかなイケメン、セクシーな女性。素っ裸のかわいい子ども。今のドキュメンタリーでは味わえない良さがある。
海の良さ、魅力を詰め込んだ映画だった。
それだけに、個人的には、もっとマリンスポーツをフォーカスして欲しかった。
結構退屈なところも多い。
もう一つ、この映画のおもしろいと思ったところは失敗の映像をかなり多く使っていたところ。
ポップな効果音で面白おかしくしたりするのもあれば、失敗を恐れず挑戦するかっこよさを見せたりもする。
映画全体的でも瞬間的な輝きはトップクラスだと思う。
日本映画専門ch 1回