とし

あばしり一家のとしのレビュー・感想・評価

あばしり一家(2009年製作の映画)
1.0
永井豪のギャグ漫画を、映画化です。

悪馬尻(あばしり)一家は、家族全員が犯罪者だ。父・駄ェ門は超能力者で剣の達人。長男・五ェ門は大学生で痴漢魔。次男・直次郎は高校生で怪力の持ち主(実はサイボーグだ)。三男・吉三は小学生だが爆弾魔。そして長女の菊の助は中学生で美少女だが、喧嘩っ早くて刀の扱いは一級品だ。そんなあばしり一家を、日本の国家権力は総力を挙げ、殲滅せんと狙う。追い詰められ、捕縛されたあばしり一家だったが…次に気付いた時、菊の助は富士の樹海にあるニッポン番外地にいた。そこは凶悪犯のみが収容される場所で、菊の助は以前の記憶を失っていた…。というあらすじですね。

いや、正直…漫画読んだ事無いんですよ。そういう漫画があるのは、知っていましたが。なので、再現度がどれぐらいなのか、全く分かりませーん!ストーリーは、オリジナルな展開なのかなぁ?

んー。なんと言いますか。出演者の演技、ショボいCGや特撮、シナリオ、音楽、安っぽい効果音…どれも今ひとつ。漫画の映画化が失敗する、典型的な形じゃないですかねぇ。退屈でしょうがなかったです。以前、酷評されていたデビルマンを怖いもの見たさで鑑賞した時は、突っ込みどころ満載だったので…別の意味で面白かったのですが(笑)、この作品にはそれすら無いんだもんなぁ。

頑張って特典映像も観たのですが、この作品…1週間で撮り終えたみたいですねー。

なべやかんの小学生役、あまりにも無理があるだろ!まぁ、長男役も次男役も、普通に30歳越えてますけどね(笑)!

敵役の佐藤二朗が、真面目に(?)演技してて、ちょっとビックリ。

菊の助達を制御するチップに向けて超音波を流すのですが…普通に音が、不愉快です。煩いよ!はっ?!もしかして、私にも制御チップが埋め込まれているから、不快なのか??
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