【第56回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
パン・チョーホン監督の長編第5作。ベルリン映画祭コンペに出品され音楽賞を受賞、日本では東京国際映画祭で上映された。
これはちょっと受け付けなかったなぁ。「ポスト・ウォン・カーウァイ」と世界的に評価されたらしいけど、そもそもウォン・カーウァイがあまり好きではないから…
設定の時点で「いやいや」ってなるよこれは。一線を越えてしまった関係。返還直前のマカオを舞台にしているということで退廃的な雰囲気は全体に漂っているが、それにしても…
演出としても印象に残るものがイマイチない。設定云々を抜きにすれば悪い映画ではないんだけど。