このレビューはネタバレを含みます
■#1.「TOKYO!/インテリア・デザイン」■
ミシェリル・ゴンドリー監督作品〜🎬
同監督はミュージック・ビデオから有名になった監督さん。
東京で生きることに思い悩む女性、ヒロコ。
体が徐々に木になり、椅子になる。
見知らぬミュージシャンの椅子となり誰かを支えながら生きていく。
→東京という場所は、お金を稼げる能力やバックグラウンドがない場合、お金を稼げる、バックグランドがある誰かの支えとなって生きていくしかない場所?
■#2.「TOKYO!/メルド」■
レオス・カラックス監督作品〜🎬
『ホーリー・モーターズ』(2013)の東京バージョン🦖
っていうか本作が先だったのですね〜
あのゴジラの音楽と共に、銀座を練り歩く「下水道の怪人」こと「メルド」(ドゥニ・ラバン氏)。
「メルド」とはフランス語で「糞」という意味。
下水道には旧日本軍の戦車や手榴弾がある。
「メルド」は、渋谷で手榴弾を投げまくる。
「メルド」は逮捕され、絞首刑にかけられるが、、。
オ○ム真理教は「メルド」擁護派。
→天皇制やオ○ム真理教など、一人の指導者に従いやすい国民性を描いているのか?
■#3.「TOKYO!/シェイキング東京」■
ポン・ジュノ監督作品〜🎬
香川照之、蒼井優主演。
竹中直人氏も出てきて、豪華キャスト〜♪
とある引きこもりの話。
東京というと、アパートやマンションの隣の人としゃべったこともなく、どんな人が住んでいるのかもわからないという話をよく聞く。
ある意味、東京に住む人は軽い引きこもり状態であるということを表現しているのか?
それを地震の多い東京と組み合わせて、地震を起こし、人を外に出させて、人と人との交流を促す作品〜
ポン・ジュノ監督は、東京という街は、人との情緒的交流が少ない。
東京の人、もっと人と触れ合おう〜と言っている気がする。