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世界の涯てにのXXXXXのネタバレレビュー・内容・結末

世界の涯てに(1996年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ケリー・チャンと金城武のラブストーリー。劇場公開された際に、当時映画館で鑑賞しました。

船舶会社の社長令嬢のラムは、23歳で白血病となり、余命幾許もない。スコットランド人のテッドと知り合い、彼と再会したいと願い、なんでも探し屋さんのナーハウチョンにテッドの捜索を依頼するー。

香港映画にも関わらず、スコットランドでロケして、かなり幻想的な作品でした。
監督は『不夜城』のリー・チーガイ。
『不夜城』はバイオレンスとエロ強烈な作品でしたが、今作はとても優しい作品です。

金城武が、なんでも探し屋さんで、ケリー・チャンが気になった、マイケル・ウォンを探して欲しいって頼み、マイケル・ウォンが見つかった途端に、2人はスコットランドに赴きます。世界の涯てと呼ばれる島でケリー・チャンが見たものとは?!
ケルト衣装やバグパイプなどが出てきて、かなりロマンティックでした。
ケリー・チャンと、金城武のデュエットシーンがなかなか良い!スピッツの広東語カバーを歌ってくれます。

かなりヒューマンドラマみが強い作品で、金城武は障がいを持った少女を雇い、母親とのリアルな絆を描いていたり、金城武はまるで魔法使いみたいに、様々な人たちの探しモノを見つけていきます。

結局、色々あってケリー・チャンは、スコットランドまで追いかけてきた、金城武と結婚して、子供を作ります。
ケリーは闘病の末に亡くなってしまいます。彼女のお葬式の元へ、ケリー自身が亡霊となり、金城武や自分の娘を見守る..と言った感動的なラストです。
香港人とスコットランド人との間で揺れる、ケリー・チャンが最終的に香港人を選ぶと言う選択は、香港の中国変換の暗喩の様に感じました。

何ぶんかなり古い作品なので、物語が雑だったり、演出が古いところはあるんだけど、素直に感動出来た作品でした。
最近、見ない金城武ですが、トニー・レオンと共演した『風林火山』と言う作品が、あるんだけど、2018年に撮り終えたのに、香港騒乱やコロナがあり、未だに公開されてません。日本公開早くー!笑

あ!さっきレビューした『初恋』の予告編見つけたので、貼っておきます!

https://youtu.be/aQau8BhAzWY
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