このレビューはネタバレを含みます
黒歴史…なるほど(笑)
ヒーローものなのに、ヒーローになるまでの過程が雑…。
いきなり吹っ飛ばされるシーンが多すぎる…。
話の方向性やテーマが定まっていないというか、色々残念な作品…。
良い素材はあるのに、シナリオとキャラ作りが薄っぺらい…CGは迫力があるし良い設定もあるのに、勿体ない…。
たぶん作り手が作りたいシーンはあって、そこには力が入っている気がするけど、それ以外は話にまとまりがなく飛び飛び。作りたいシーンを先に作って、後から無理に繋げたような感じ。描きたいところだけ描きました!みたいな漫画を読んでいるような…そんな気持ちになりました…。
そのシーンで作り手が何をしたいのか、何を伝えたいのかはなんとなくわかるのですが、中途半端なんですよね…インパクトがない…。
トーマス(タイカ・ワイティティ)とシネストロ(マーク・ストロング)とトマ・レー(魚頭)のキャラは好きでした。シナリオがキャラを生かせていないのが本当に勿体ない。
シナリオをもっとしっかり作ったら、面白い作品になれそうなのに、とても残念な感じ。勿体ない…。
撮影の様子では、ワイヤーで一気に上空に引き上げらるシーンをライアン・レイノルズ本人がやっている事が凄いと思いました。