マッサージ屋2号店

黒いドレスの女のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

黒いドレスの女(1987年製作の映画)
2.0
田村(永島敏行)が経営するバーに朝吹冽子(原田知世)がやってきた。
彼女は静岡県に住む義理の妹の知り合いでバーで働きたいと言う。
田村は裏で逃し屋もしていてヤクザの庄司(菅原文太)も逃す事になっていた。
そして冽子も何者かから逃げていて、田村のバーで庄司と冽子は暮らすという奇妙な関係が・・・。

『血と骨』崔洋一監督作品。

劇場公開時以来、約35年ぶりに鑑賞しました。
野村宏伸主演『恋人たちの時刻』と同時上映で、まだ中学生だった私はそっちの方がインパクト強くて今作はほとんど憶えてないんですよねぇ。

改めて見ると原作が北方謙三でモロにハードボイルドな話。
永島敏行と菅原文太という渋い役者さんに挟まれる形の原田知世が何とも不釣り合いなんです。
今なら問題ないでしょうが、当時のまだ若い頃だと違和感しかない。

角川映画としてもアイドル女優から脱却させたかったのかもしれないが、まだ早かったと思われます。