大いなる幻影 Barren Illusionの作品情報・感想・評価

大いなる幻影 Barren Illusion1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.6

『大いなる幻影 Barren Illusion』に投稿された感想・評価

sei

seiの感想・評価

3.4
正直よく分からなかった。
でも、風船、非常ベル、飛び降り、荷台バス、応援、消える人、暴力、様々な魅力的なものはあった。
フィックス長回しかと思えば人物の移動に呼応してキャメラがパンしたりする。物音・飛び降り等全てフレーム外への意識。
何も無いことを、空を、沈黙を輪郭によって刻み込む。その天才的な持続。
raimu

raimuの感想・評価

4.1
終末っぽい世界観と2人の孤独感。
とても心地がいいが内容をイマイチ噛み砕けてない。
すべてのショットが黒沢清らしく美しい。
トック

トックの感想・評価

3.9
全体的にアプローチが霊的で、黒沢清監督をふんだんに感じられる。よくよく見ると恋愛映画。退屈に感じるときもあるが、映像がかなり心地よいので最後まで見れる。
wong

wongの感想・評価

3.7
純文学を映像で観た感覚。胞子が飛ぶ中での草むらから土手のショット。学ランの集団との対峙のカメラワーク。キレッキレ

"君"がいてはじめてそこに現れる"僕"とか、消えろと言われてすぐに消えてしまえる"僕"とか、消えることのできない"僕"とか。ちょっとゴダールみたいな未来観で。でもまず言いたいのはこの時代の安井豊(映…

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unko

unkoの感想・評価

4.3

タイトルから幻影感を出してくる。
自分の目がぼやけてるのかとおもったよ笑
最近、相米監督、エドワードヤン監督を立て続けに観ている中で、この時期影響を受けていたと自身も語っている黒沢監督作品を観賞。

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黒沢清監督作品。映像としてはかなり素晴らしいんだけど、内容的にはちょっとハマれなかった。
うめた

うめたの感想・評価

4.0
ゆっくりとした空気感の長回しが多用されていて心地いい
彼を信じた十三日間に通じる壁を男女で黄色に塗るところもいい
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