このレビューはネタバレを含みます
ボヤけて昔の映像みたいだけど配色の構図がとても美しかった。
素敵な映画だけど私もよく解らなかった派です。
職場で起こる飛び降り自殺、変な太鼓叩き軍団、ギャング、生殖機能が無くなる薬の治験とか、日…
”愛し合う果てにはセクシャルな欲求の成就か、家庭という制度への順応しかないのだろうか?”
……監督の思いにとても共感する。
少なくともハルとミチの間にあった愛は本当のものに見えたし、ずっと一緒にいら…
タイトルから幻影感を出してくる。
自分の目がぼやけてるのかとおもったよ笑
最近、相米監督、エドワードヤン監督を立て続けに観ている中で、この時期影響を受けていたと自身も語っている黒沢監督作品を観賞。
…
この空気感こそ黒沢清。独特のトーンでどこか冷たく客観的なディストピアのような世界だが、そこには確かに寄り添う二人がいる。
公園でボールを蹴り合う長回しがこんな効果的に作用するのは黒沢映画ぐらいだろ…
傑作!
ビル・ヴィオラのアート作品のように姿が消えていく主人公
コピーの向こう側に立つ幽霊のように見える女、そのあとコピー機から出てくる黒く塗りつぶされたコピー用紙
公園でボールを蹴って遊ぶ2…
久しぶりに見た。
黒沢清が映画美学校の学生たちと製作したという経緯に相応しく、商業と自主映画の中間のような不思議な佇まいだ(商業にしては愛想がなさすぎる。自主映画にしては演出の切れ味があまりにも鋭…