本原作「危険な関係」の宝塚版「仮面のロマネスク」を観ていた者です。
映画版は舞台を映画制作時(現代版)に置き換えてたんですね。貴族社会のドレスを期待してたので、だいぶモダンな感じにびっくり。
それにしても意図不明なこの夫婦、やってることが学生レベルに幼稚な感じがしてどちらも好きになれない…😢
絶世の美男子の呼び声高いジェラールフィリップは、高身長ですらっとしてました。
そしてどんな女性より一番美しいヴァルモン夫人(演:ジャンヌモロー)は説得力あり。
いちメロドラマでも、フランス貴族社会だったから面白かったのでは…?と思ってしまいました。メルトゥイユやダンスニー、セシルなどはひたすら可哀想で、一体全体なんだったんだ………
宝塚版の方が、歌やドレスがもりもりでいちメロドラマでもドラマチックさを持たせることができたからまだ観れたのかもなぁと感じました。
こりゃぁさらに現代でリメイクするきは扱いづらいお話。ヨルゴスランティモス監督あたりでならば観てみたいかも。