【危機感がなさすぎる】65点
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監督:ラルフ・ネルソン
製作国:アメリカ
ジャンル:サスペンス
収録時間:103分
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発掘良品第38弾
個人的に変なこだわりがあり、ジャケットがない作品はフィルマークスに依頼をしてるという厄介者です（笑）いつもありがとうございます。
さて、発掘良品ですがやや物足りない。それは、先に『ハドソン川の奇跡』を見てしまったというのもありますが、いかんせん危機感がないというのが不満だったところ。しかも物語の大半は延々と真相を解明しようとする描写で退屈。ラストの再現だけやや面白かったものの、微妙と言わざるを得ない作品でした。

とある航空会社の飛行機は、離陸してすぐにトラブルを引き起こしてしまう。右のエンジンが炎上してしまい、止むを得ず着陸しようとするのだが失敗してしまう。。

今作のメインは事後処理であり、最大の見所と言えそうな墜落のシークエンスは冒頭10分で終了してしまいます。しかも、右エンジンが炎上しているにも関わらず機長と副機長はかなり呑気。着陸間際も
「おお、ビーチに着陸か」と言い、まるで正規の着陸となんら変わらない態度であります。要するに危機感がなさすぎて、途轍もなく違和感を覚えました。

肝心の事後処理、つまり原因追及もあまり面白くなく、というか多分あれが原因だろうとなんとなく途中でわかります。確かにこの時代にこういうサスペンス映画をやる事自体が凄いことなのだと思いますし、当時の人も満足したのかもしれませんが、今見るとやや物足りないです。

また、シミュレーションのためにほぼ同じ条件で飛行機を飛ばすというのもかなりの勇気が必要です。シミュレーションといえど、そんなものに参加はしたくないはず。当時は『ハドソン川の奇跡』で使われたようなシミュレーションソフトなどはないですから仕方ないのですが、体を張りすぎだなあと思ってしまいました。

墜落間際の態度といいやや非現実的。しかもオチがクスっと笑ってしまえるレベルでして、「これ会社公表しにくいだろうな」とも思えてしまいます。残念ながらスケール、感動共に『ハドソン川の奇跡』の下位互換といった印象なので、見られるならば先に見た方が良いと思います。

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｢こちら22便｡ 右エンジンが炎上！ 繰り返す … ｣

旅客機の不時着事故によって数十名の乗客・乗務員らとともに帰らぬ人となったサヴェッジ機長 ( ヒッチコックの｢鳥｣ のロッド･テイラー )。

航空会社側は、事故原因は機長の人為的ミスであると主張。

態度は傲慢だけど優秀なパイロットだったサヴェッジの汚名を雪ぐため、彼の上司であり戦友でもある運航部長マクベイン ( ｢決断の３時10分｣ ｢恐怖の48時間｣ のグレン･フォード ) が、 真相究明に奔走します。

調査が進むにつれて、飲酒癖や素行不良が疑われていたサヴェッジ機長の｢知られざる人となり｣ が、徐々に明らかになっていきますが…

序盤の、原因不明のエンジントラブルから始まる息もつかせぬ展開。

"FATE IS THE HUNTER"とタイトルが出るタイミングも気が利いてます。

事故原因調査の過程で次々に現れる｢証人｣たちが語る、ドラマチックなエピソードの数々。

よく練られた脚本。
周到に張りめぐらされた伏線。
簡潔だけど厚みのある人間ドラマ。
そしてクライマックスの予想外の緊迫感！

これだけ起伏のあるドラマを100分少々の尺に収めきった監督とエディターの力量もスゴい。

あたりまえの話だけど、｢観たことない傑作｣は、まだまだたくさんあるもんですね～♪


…と、さんざん持ち上げましたけど、実はこれ50年も前に公開された地味～なモノクロ映画なんです。

｢たまには古臭くってヴィジュアル的にもショボくて、見覚えのある顔もぜんぜん出てこない大むかしの映画でもヒマ潰しに観てやるか…｣ぐらいのテンションで、できることなら真夜中にひっそりとお楽しみくださいませ♪

("⌒∇⌒")

• #航空パニック♪

ブルームーン

ロサンゼルス発シアトル行きの旅客機が、離陸して間もなく右エンジンが故障
LAに引き返し不時着を試みるが、そのまま桟橋に激突し多数の死傷者が出る
事故の調査をすることになったマクベインは、第二次大戦中に機長のジャックの副操縦士を務めていた
そんな彼は調査を進めるうちに、これが単なる飛行機事故ではないのではないかと疑い始める……

酒か女か、それとも、、

機長について

ミステリー
いろんな問題がありました

戦争
過去も関わる

始まり方が良い
最後はなんとも言えません