梶山季之原作の産業スパイドラマだが、物語は旧帝国関東軍の諜報部員だった菅井一郎の老獪な権謀術数に、戦後の経済成長に邁進する高松英郎や船越英二、若い田宮二郎が翻弄される展開で、先の大戦の亡霊が戦後もま…
>>続きを読む高度経済成長時代の花形とも言える自動車メーカーを舞台に、そこで暗躍する産業スパイを描いた社会派サスペンス。劇中における不適切な行為の数々は、コンプライアンスなんて概念が存在せぬ「昭和」の空気感がよく…
>>続きを読むタイトルがコナンみたいなのと、タイトルバックがかなりかっこいー。
あとは、やっぱり増村作品としては既にある企業戦争もの『巨人と玩具』と比較してしまう。『巨人と玩具』の方がエンタメで面白いし、ワクワク…
向かいのビルで行われている会議をハイスピードカメラで撮影して読唇術で価格を暴こうとしたり、自らの恋人をスパイとしてホテルに向かわせて設計書を盗ませたり、ちゃんとスパイ映画をやっているし悪くないのだが…
>>続きを読む大映サラリーマンスリラー第一弾!😆
新車開発を巡る、陰謀、色と欲が渦巻く、ブラックなストーリー。原作梶山季之の企業推理小説を映画化。原作にだいぶ脚色を加えているとのこと。それでも、たかがと言ったら怒…
男が仕事の為に恋人に体を売れって図式は他の増村作品でも繰り返されているものだけれど、その果てに男が見つけた答えが会社のあり方の欺瞞ってのは新境地だった。
なんて痛烈な社会批判なんだ。
ノワールミステ…