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女囚さそり 701号怨み節のだすぷーちんのレビュー・感想・評価

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)
3.5
カントクが代わった……。

梶芽衣子さんは、これまでの女囚さそりシリーズで伊藤俊哉カントクにやられたことに対して、そらぁもうハラワタが煮えくりかえるぐらいムカついてたようです。

カントク代えなきゃ、さそりの映画に出てやんない!

そういったかどうか、カントクが代わった途端、梶芽衣子さんは、出演はするようになりました。

が、たわわな(?)おっぱいを出し渋るようになりました……。

そういうわけで、この作品では、エロ要員の女優さんが別に用意されるようになり、梶芽衣子さんは、今回のゲストスター、マサカズさんと下着で絡むぐらいしかお色気シーンは、ありません。

今回、ナミさんを追いかける警視庁のイヌは、児玉警部。

身重の奥さんと二人暮らしです、中の人は細川俊之さん、かつての二枚目俳優さんです。

この人も、アタマおかしい、人間として完全にイッチャッテル度は、これまでの仇敵の夏八木勲、渡辺文雄、成田三樹夫さんに負けずとも劣らない鬼畜王子なのです。

かつて、公安刑事をやってたときに、左翼活動家のマサカズさんのちんこにヤカンの熱湯をぶっかけ、イジメ倒して仲間を売らせたという戦歴をお持ちですから。

仲間を売ってシャバに戻った、マサカズさんは、シブヤ(?)のヌード劇場に就職して、照明、音響担当の仕事をしています。でも、マサカズさんも、時々頭がイッチャッてしまってて、仕事場に隠しもったライフル銃をふりまわしながら暴れ狂うという奇天烈な男性なのです。

そこに、児玉警部に、深手を負わされ、ヌード劇場の便所に逃げ込んだ、芽衣子さんと出逢い、匿った事から、マサカズさんの畜生道が始まるのでした。

今回も、鬼畜警視庁クソポリス軍団は健在!
児玉警部の命令あれば、何の罪もない女性を羽交締めにして、ナイフで脅しながら、グヒヒとよだれをたらしながら、レイプしちゃうぐらい酷い!
警視庁の刑事が…、ですよ。

今回も、昭和東映映画のオゲレツぶりを堪能です
……。
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