オーウェン

イップ・マン 誕生のオーウェンのレビュー・感想・評価

イップ・マン 誕生(2010年製作の映画)
3.4
久々にカンフー映画で快哉したイップマン2部作。

そのイップマンの青年時代を描く映画のため、当然だがドニー・イェンは出てこない。
変わりに演じるデニス・トーは詠春拳を習得したというが、果たしてその腕前はどんなものか。

いきなりサモハンとユン・ピョウの組手という夢の顔合わせで期待し、イップマンと老体との詠春拳のやり取り。
兄弟との意外な組み合わせからラストのバトルへとなだれ込む。

悪役が日本人なのはそのままで、ワイヤーを組み込んだ詠春拳も新たな型を見せる。

ユン・ピョウの1対多数なんて久しぶりに見たが、まだまだ動ける存在であることを確認。

ただ実写版のスト2にも出ていた敵の澤田謙也をラストに持ってくる構成。
迫力ある組手を見ただけに、いささか印象が薄くなった感がある。
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