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イップ・マン 誕生のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

イップ・マン 誕生(2010年製作の映画)
4.6
1905年、広東省佛山。
まだ幼い葉問《イップ・マン》は義兄の葉天賜(ルイス・ファン)とともに詠春拳の達人、陳華順(サモ・ハン・キンポー)の下で武術の修業を始めた。その後、陳華順の死後は兄弟子の呉仲素(ユン・ピョウ)に師事し、詠春拳の腕を磨いてゆく。
やがて成長した葉問(デニス・トー)は、イギリス系の大学に進学するため香港へと旅立つ。そこで中国人に無礼な発言をした英国人を一瞬でこらしめた葉問は、いちやく有名人となる。そんなある日、薬局で偶然出会った老人・梁璧が詠春拳の達人(イップ・チュン=葉準)だと知る。
葉問は、自分の学んできたものとは異なるスタイルの詠春拳を操る梁璧を二番目の師匠として更に腕を磨いてゆくのだった。
大学を卒業し、佛山へと戻った葉問は更に修行に励むのだが、しだいに戦争の影が忍びより不穏な事件へと巻き込まれていく…
ハーマン・ヤウ監督による「イップ・マン」シリーズ序章。
幼い頃のイップ・マンとティンチーが厳しい修行に耐えながら義兄弟の絆を深め、留学中のイップ・マンがピック師匠からより実戦的な技を習得し詠春拳高手となっていくイップ・マンの青春時代。
イップ・マンとウィンシンが、様々な障害に負けず愛を育むおしどり夫婦の秘話。
ドニー・イェン版「イップ・マン」ファン必見の秘話を、サモハンとユンピョウによる詠春拳の目隠し約束組手、デニス・トーvsイップ・マンの息子イップ・チュンの詠春拳対決、デニス・トーvsルイス・ファンのカンフーバトルなど、ワイヤーに頼らない迫力満点のカンフーバトルの数々で描いていて、ドニー・イェン版「イップ・マン」を見ている人にも満足出来るカンフー映画。
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