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山鳩のpapandaのレビュー・感想・評価

山鳩(1957年製作の映画)
3.5
軽井沢の軽便鉄道?の駅長と苦界から逃げて来た若い女の物語。のんびりしているようでいろんな人間の思惑が蠢く田舎の人間模様、「警察日記」を思い浮かべた。若い娘の親代わりを自認しながら彼女の入浴を覗こうとして自己嫌悪に陥る辺り、自分の心もままならない。そんなところを森繁さんらしいペーソスとちょっととぼけた感じで見せてくれる。懐かしい雰囲気の映画だった。
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