海外では4Kリストア版の公開が控えるマイク・リーの代表作。
映画史上に残る不快なクズ野郎が町中をほっつき歩いては他人の用事に首を突っ込んで説教を垂れる。
まるで世界を傍観するかのような目線でこの…
暴力的な性欲、哲学と文学、陰謀論 あと冷笑的なユーモア以外に何も武装してないデヴィッド・シューリスの放浪 というか ノストラダムスの大予言を信じて世界が終わるだの人類は腐った卵だの言いながらも、自分…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
12月中旬ごろ、コロナにかかって自宅療養している最中の深夜に観たので、映画が無事に(?)朝を迎えてくれて本当に良かったなぁ〜と思った記憶。
1993年公開。やっぱり世紀末ってこういう閉塞感みたいな…
本作は、ポール・オースターの著作(彼の小説「ムーンパレス」は人生ベスト)などに代表される、無限に広がるフィクション性の宇宙空間の中に浮遊する人物や出来事を、存在論的必然性によって結びつける、ピカレス…
>>続きを読む欲望のままにというのもあると思うが、それ以上に行き当たりばったりの人々との出会いや意味もなく積み立てられる会話に虚しさが込められていたりして自暴自棄な印象が大きい。健全さであったり目標というものが欠…
>>続きを読む暗くて貧乏で不幸続きでラストも救いゼロ。こんな映画を長時間観させられた恋人に殺意さえ覚えた。シネ・ヴィヴァン六本木で難解で製作費の安い学生の作ったような無名の不細工ばっかり出てくるヨーロッパ映画より…
>>続きを読むマイク・リー監督がパルムドールを受賞した「秘密と嘘」(1996)の前作。1990年代イギリスの退廃的な若者たちの群像劇。カンヌ国際映画祭 監督賞、主演男優賞受賞。NAKEDは”裸”の意味。
無職の…